★先日右記のような相続対策セミナーの講師を 頼まれました。(その1)
ある新聞社主催での事です。事前に講演内容のレジュメの提出要請がありました。レジュメを提出したら3分の2が問題有りと言うことで、修正を求められました。仕方ないから修正・削除をして当日を迎えた。
当然レジュメを作ったので参加者に配るものと思ったが、レジュメは配らず、パワーポイントでの表示も禁止された。話だけで資料を見せるなと言う事である。
一体何の為の講演会だったのか、話の内容が余程危険思想?だったのか。
ここに私が伝えたかったことを何回かに分けて書くことにします。
◆税理士、信託銀行、不動産業者等が、大キャンペーン・・・
本当に節税対策が良いのか、何の為に節税対策をするのかを見極めよう。
◆相続対策の原点を忘れた対策は、やらない方がよい。
こうやったら良かったという話は、いくらでも有る。今回は失敗事例を話すことで本当に相続対策をすべきかどうか、原点に戻って考えて下さい。
・借金で始めたマンション経営が、10年経ったら競合が増え入居者激減。
・一棟借り上げ、家賃保証と言ったが、値下げ要求で収支0に、手元に残らず。
・一人息子に相続対策でアパートを建てたが、交通事故で親より先に死亡。
・息子の自宅を贈与で建てたが、離婚で別れた嫁に財産分与されてしまった。
・息子の自宅を贈与で建てたが、早死にをして嫁に相続された、嫁は実家に帰った。
・教育資金の贈与で銀行に預けたが、引き出しが面倒で嫌になる。
・資金が欲しいため相続対策のアパートを売りたいが、とても安い。ローンが残る。
・豊橋の愛知大学が名古屋に移転、周辺のアパートは空き部屋が至るところに。
・最近東京から何度も電話がある、マンション経営の話、収益を無視した価格だ。
・タワーマンションは評価激減で相続対策にうってつけと宣伝、イザの時に売るに売れず。
・贈与ばかり気にして、相続税の税率を無視。相続で払った方が安くなる。
・子供に贈与をどんどんする、しかし老後の資金は多いほど良い、今の子供は金で釣る。
・早めに贈与、渡せば渡すほど、子供は感謝を忘れる。老後は悲惨。
・同族会社の持ち株を子供の嫁にも贈与、離婚して株主問題となる。
・賃貸不動産の管理ができない人に勧めると、利益は管理会社に入り、リスクのみ残る
・アパート経営は15年以上で元が取れ利益が出る、資金が全額借入では儲からない。
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