近頃は、老老介護ならぬ老老相続が増えていますね。
相続の手続きは、期限がある上に煩雑なので、老老相続には大変な手間がかかります。
相続人が親より先に亡くなっている場合には、代襲相続といって相続人の子供たちが代わりに相続するので、
結果として相続人の数が増えると、
遺産分割協議書には全員の実印を押してもらわなければならなければならないので、
全員の合意を取り付けるのに大変手間がかかります。
また、先妻の子供がいる場合には財産を分けなければなりませんし、
相続人が多い場合には、
一体誰が相続人なのか?現在どこに住んでいるのか?
調べるだけでも大変で、遠方に住んでいれば協議をするのも大変です。
何を誰がどれだけ相続するのかなんて、円満に決めるのは至難の業です。
また、相続人の中に認知症の方がいた場合には、
後見人を選任しなくてはなりません。
あ~、もういやだ!
・・・ということになりかねませんね。(@_@)
親族間で揉めていないのに、手続きが大変で時間がかかったということにならないために、
遺言書があればよかったですね。
何を誰にどれだけ・・・が書かれた遺言書は、とても有用です。
できるだけ負担の少ない相続手続きにするために、
遺言書は是非作ってみて下さいね!(^_^)/