ドタバタゆき子、日々相続に関する新聞・雑誌・書籍を読んでいますが、
相続を考えると切なくなることがありますね。
というのは、相続の後どれだけその親族の人間関係が悪くなるのか?と思わずにはいられないからです。
均等と平等は違う!
とうちのボスが言っているのを、身にしみて感じるようになりました。
均等とは、相続税の法定相続分の通りに財産を分けることです。
つまり、子供同士の相続分は、均等(同額ずつ)という方法です。
そして、平等は?というと、
子供の中で、亡くなった親の世話をしていたり、特別に配慮をしていた子供が、
他の兄弟よりたくさん財産をもらう・・・という方法です。
家を継ぐ長男が、財産の大半である親の自宅を相続するということもありますね。
ところが、付きっきりで親の介護をしたから少し多く財産を分けてくれと主張しても、
親の財産目当てだったと言われて、結局兄弟間で均等に相続することに同意する方が大半です。
そうすると不満が残ってしまうことがあるようです。
権利を主張すると、兄弟関係がこじれてしまいますしね。
親の世話をしてこなかった他の兄弟は、財産の額にしか興味がない感じで、
それを哀しいなぁ~と思うのです。
近頃では、老老相続といって、会社などを定年退職した後で親を看取ることが多いようで、
退職金や年金で自分の生活をしていかなくてはならないので、
親の財産を少しでも多く手に入れたいと思いがちな世知辛い時代かもしれません。
均等と平等。
これからも考えてしまいそうです。
平等って・・・何だろう?