親の七光り - Wikipediaでは、
親の七光り(おやのななひかり)とは、権力を持つ親を持った子供がその恩恵を受けること。 親の威光や、社会的地位(国会議員、警察幹部、大中小企業の社長、芸能人・伝統工芸家など)と権力があまりにも大きいため、それが子供にまで影響を与える程であるという意味である「親の光は七光り」という諺が略された形の言葉である。
「権力を持つ親」と有りますが、チョット違いますね、日本の古語辞典には、
親の光は七光
【読み】 おやのひかりはななひかり
【意味】 親の光は七光とは、親の威光によって子が恩恵を受けること。また、親の名声や地位を子が大いに利用すること。
「親の威光」が正しいと思います。これは権力ではなく色々な形での親の影響という事です。
例えば、親が地域社会にボランティアで有名だった、芸術家だった、子供思いの先生だった、人が好くて有名だった等、権力に関係の無いところでも親の七光りはあるのです。
となると、問題は光の強弱は別として全ての親からの七光りはあるのです。では七光りで自分を照らしてくれるのは親が生きている間か、死んだら無くなるのか。
なぜ先祖供養するかの意味の中に、親の七光りを期待すると云っては間違ってしまうかも知れないが、何かしら意味があると思っています。
意味付けはいろんな人が言っていますので省略しますが、ここでは旧家・名家ほど先祖供養しているのは「親の七光り」と関係していると考えても間違いではないでしよう。
すると散骨や墓じまいしたら親の光はどうなってしまうか心配になります。
税理士業務の中で皆様の相続の話を聞くたびにちょっと心配になる事があります。