「日本人が知りたくない アメリカの本音」 徳間書店の110ページには次のように書かれています。
こうしたアメリカ人のものの考え方は、日本の人々には奇異に感じられる。第二次大戦が終って日本を占領したアメリカ軍は農地改革を行って地主から土地をとりあげ、小作人にただ同然で与えた。しかも政府によるアパート対策を推し進めさせた。
こうしたアメリカ占領軍の政策は、アメリカの伝統的な考え方とは一致しない。だがマッカーサー元帥以下のアメリカ占領軍は、日本の国家システムを徹底的に破壊するために、こうした政策をおし進めたのだろう。日本人の資産についての考え方を狂わせ、社会の秩序を壊すのが狙いだったかもしれない。
そうだったのか、子供が結婚したらアパートに住む核家族が当然と思ってきたが、親子の分断、祖父母と孫の分断の作戦だったのだ。
その核家族になったため親子嫁姑の仲が悪くなったり、孫に祖父母からの日本の文化の伝承がなくなったり、躾けも出来なくなったのは作戦だったのか。相続争いも根っこの考え方から壊されてしまったのだと思った次第です。