家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2017.08.07更新

先日相続対策の研修会を行いました。
対象者はあけぼの事務所のお客様だけでなく、金融機関からの紹介やチラシを見てきた一般の方でした。色々な話をしているのでどの話で「目からうろこ」と言われたが分かりませんが、結構皆様眠らずに聞き入っていました。

 

一般的には相続を3回すると家が潰れると言われています。それは税金が高いせいだという人もいますが、それも有りますが、法定相続で田分けをする戒めの言葉です。


法定相続割合で分けると財産はどうなるか。元々10億円の財産がありました。これを均等で子供3人で分けると10億円が3億3千万円になります。そのままの金額を次に子供3人に均等に分けるとします。3億3千万円÷3人=1億1千万円。2度相続をするともう最初の1割になってしまいました。

 

3代しないうちに財産はなくなってしまうと言う事です。もっと大事な事は「子供は親から財産を貰うと思っている事です。」貰った財産ならば自分が自由に使えると思い、本当に使ってしまうのです。だから孫の代までその財産は続かないと言う事になります。勿論相続財産を元手にもっと殖やす方も見えますが、貰ったという意識と、親から預かったという意識の違いは大きいと思います。

投稿者: 税理士法人あけぼの

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