あちこちで「終活のすすめ」が言われているが、巷の終活で本当に良いのか。
終活とは、自分の人生の終焉、死について考え事前に準備する事であり、葬儀・墓・遺言・相続・身の回りの整理などを行う事である。私もエンディングノートを書くような勧めているので終活自体はよいと思うが、その理由が心配になっています。殆どの理由が「子供に迷惑をかけたくない」勿論子供のいない方は「他人に迷惑をかけたくない」これは良いとして、「子供に迷惑をかけたくない」が社会の風潮になったらこの国は続いていくのか心配になる。老親は子供にとって迷惑なのか。介護も大変であるが死んだ後も確かに大変である。しかし「子供に負担・迷惑をかける」という理由でなく、自分の人生の総決算としてやり残した事はないか、生きている時に始末を付ける事はないか、もめ事を残す事は無いか等「綺麗にして最後を迎えたい」と言う方が良いのではないか。