我々庶民は金持ちや名士、権力者に憧れることはないだろうか。憧れると言うよりはある程度の金持ちになりたい、家族みんなが元気で幸せになりたい、その為に仕事をし蓄財をし、子供に教育をし、将来不安のために生命保険等準備しているのではないか。
今の生活を考えたときに、墓じまいしたり直葬をしたりの先祖はまずさておいて、自分と子供の繋がりは最大重要なことです。その生活を幸せにしたいと思って蓄財やら子供の教育に熱心になっているのではないでしょうか。そこでなぜか親や先祖のことを忘れるというか、面倒だと思ってしまっているのです。本当はここが一番の問題なのです。
よく言われることは「人生は木と同じだ、自分が幹であり、親や先祖は根っこ、子供や孫は枝葉」だと。自分と子供が幸せになりたいと一生懸命に仕事をしていますが、親や先祖には気を向けていない人が多いのです。それではこの木の方程式から考えると、枝葉を繁栄させるにはどこに水をやるのか、当然ですが根っこです。根っこに水をやらなくて枝や葉っぱに一生懸命水をやっても、木は生長しないのです。
その原理原則を忘れていればいつ迄経っても幸せは来ないのです。
根っこ(先祖)に水をやる、では金持ちは先祖のことをどうしているのか。墓じまいをしているのか。
金持ちになりたければ金持ちのやっていることを真似すべきだと思います。