家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2019.10.25更新

戦後教育で民主主義は良くて封建社会は悪かった。昔の日本は個人の自由平等がなく家に縛られていて、長男のみが家督相続し他の兄弟や女性は相続の権利がなく、酷い扱いだった。
この様なイメージで教えられ、戦前の日本より戦後の日本の方が良いのだというように教育もされ、マスコミも常にそのような情報を流しています。

本当にそうだったのか、もし事実であれば現在はみんな幸福であり、個人が幸福で安定していれば、その家族家庭も安定し、地域社会も日本という国も安定発展するはずだと思いませんか。
でも何かおかしい現代になっています。日本の子どもの貧困率は13.9%(2015年)で、17歳以下の子どもの約7人に1人が経済的に困難な状況にある。
貧困率はロシア・スペイン・エストニアより悪く、下から14番目(調べた先進国42カ国から上から28番目)。
これは経済大国といわれ、GDPは米国・中国の次が日本、世界第3位の金持ち国の子供の7人に1人が貧困になっている。絶対におかしい。

そして現在相続で多くの家族関係が壊れ、家庭崩壊と親子や祖父母の縦の関係も崩壊しています。
どこの国の人々が老人を介護施設に入れっぱなしにし、ただ死なないようにご飯だけを与え、未来の夢や孫の成長で喜ぶこともできない、人間の生きるという尊厳もない空虚な空間で生かしておくだけの施設に入れっぱなしにしているか。
どこかおかしい、そんなところに年老いた親を入れ、自分たちは親の作った財産をどう分ければ得かを相談している。こんな事も本当はたくさん書きたかったのですが、ページ数が限られているので殆ど書けなかった。是非そんなところを想像して本を読んでいただけるとありがたいです。

見る角度は違いますが、第二次世界大戦で戦闘機を製造できた国はホンの僅かです。
明治維新から僅かな年月でここまでできる国は、国の基盤である人間ひとりひとりと家族関係が、余程良かったと思いますが、如何でしょうか。

第二次世界大戦期の戦闘機の生産国
大量に作ったのは  ①日本  ②ナチス・ドイツ  ③イタリア   ④アメリカ  ⑤イギリス  ⑥ソビエト  ⑦フランス  たった7カ国です。

少量でも一応戦闘機を作ったのは
  ①フィンランド   ②ルーマニア   ③ラトビア   ④チェコスロヴァキア   ⑤ユーゴスラビア   ⑥オーストラリア  ⑦スウェーデン

世界中で14カ国しかできなかったのです。
日本はこんなにも優秀だったのです。もう一度戦前の日本の力を見直すことも相続で大事なことだと思います。相続の仕方で家族が繁栄し、その結果地域が繁栄し、日本が繁栄するのです。
逆も言えます、国が繁栄しないとその中の家族は当然繁栄しないのです。
となると相続は、個人間の財産争いをやっていては、国が滅びていくのです。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

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