11月19日に初めての本が上梓されます。税理士が書く本だから一般的には相続税がいかに安くなるか、揉めない相続や遺産分割の仕方という本だと想像されますが、相続法の根本原因の研究です。
戦後70年以上経ち民主化が図られたと思っていて、また社会が住みやすくなってきたと思ったのに、現実はどんどん苦しくなっていると思いませんか。基本的人権が守られると言っても家族や兄弟の喧嘩が増え、年老いた親は介護施設へ捨てられて殆ど孫の顔すら見ることが出来ない。これが幸せなのでしょうか?どこかおかしいと思ったことから色々調べてきたのです。そしたら元NHKニューヨーク総局長の日高義樹氏の本を見つけました。そこには日本の戦後民法改正で相続は兄弟均等になっているが、米国の相続は土地は長男が貰い次男などは絵画や宝石であり財産は均等に分割しないと書いてあったのです。そして米国は日本の相続財産に対する考え方を狂わせるために民法改正を行った可能性があると書いてあったのです。民主主義であり兄弟は均等の権利があると云われると、その通りと思っていた自分がいます。これが日本全体を弱体化させる罠だとは全く考えてもみませんでした。罠は仕掛けられている側から見えなくなっています、良いと思って行っている事が実際は破滅の道であったのでは泣くにも泣けません。本当の事を調べたいと思ってコツコツ研究してきたものが幻冬舎の目にとまって本を出す事になったのです。
2019.11.15更新
相続の本は日本全体がおかしいと感じたことから始まった。Vol.239
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