なかなか自分の人生について真剣に考える機会が少なくなっている。いろんな本に書いてあるのが「死について考えることで、改めて生きる事の尊さに気付く、それこそが残りの人生をより良く、自分らしいものにするために大切な視点」と言われるが、本当に自分の生きる事の尊さを考える人がどれだけ居るのだろうか。こんな事を書くと失礼であるが、多くの人は人生について生き方について話す事を嫌っています。話しかけようとしても避けられる事が多いと思うのは私だけであろうか。元気で生きているうちに趣味を深め旅行をしたり、おいしいものを食べに行ったり、対象が全て自分の外に向かっての活動なのです。
時々生き方を極めるために座禅をしたりする方もいますが、多くは生きる事の尊さを考えていないような気がします。エンディングノートにはこれからどう生きるのか、自分探しのテーマとか、夫婦親子関係を見直すとか、先祖を調べて自分のルーツ探しとか、死ぬ前にやっておく事とか。この様な項目を是非入れて編集してほしいものです。