家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2017.09.29更新

遺産相続や子育て、家庭のあり方等を「子供のため」だけを考えた時には、目先対策となり、家系は続かない。相続対策で子供が困らないためと云われているが、内容を良く考えてみよう。

 

子供が本当に困るのでキチンとしておかなければいけないものは、多くは自分の代で解決をしておかなければ誰も分からなくなってしまう問題です。
例えば、土地の境界線で揉めているとか、本家と分家(兄弟姉妹)の争いが残っているとか、借用証書はないが貸し借りをしているとか、借地等契約関係が明確でないものがある等々が大事であり、財産をどう分けたら喧嘩しないか等を「子供に迷惑をかけない」と思っていませんか。

 

相続対策の目的が「家系を残すには、孫まで財産を残すには・・・」と子供以後の事を考えれば対策が違ってきます。相続財産は子供のものだから仲良く分けなさいと云うと、遺産分割の財産は「貰ったもの」だから子供は自分のものとして自由に処分するようになる。これでは財産は孫まで残らない。

 

「孫にしっかり残してくれ、代々続けてきたから護ってくれ」というと相続した子供は自分の財産でなく、次の代に残す物と考えて自由に処分しないのでないか。

 

今の時代そんな甘くはないし、子供も結婚しないし、と言われそうですが、農業だけでなく代々事業を行っている方はそのような方が多くみえます。そのように考えるから代々続くのか、代々続いてるからそのように考えるか、これが問題なのですが。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.29更新

遺産相続や子育て、家庭のあり方等を「子供のため」だけを考えた時には、目先対策となり、家系は続かない。相続対策で子供が困らないためと云われているが、内容を良く考えてみよう。

 

子供が本当に困るのでキチンとしておかなければいけないものは、多くは自分の代で解決をしておかなければ誰も分からなくなってしまう問題です。
例えば、土地の境界線で揉めているとか、本家と分家(兄弟姉妹)の争いが残っているとか、借用証書はないが貸し借りをしているとか、借地等契約関係が明確でないものがある等々が大事であり、財産をどう分けたら喧嘩しないか等を「子供に迷惑をかけない」と思っていませんか。

 

相続対策の目的が「家系を残すには、孫まで財産を残すには・・・」と子供以後の事を考えれば対策が違ってきます。相続財産は子供のものだから仲良く分けなさいと云うと、遺産分割の財産は「貰ったもの」だから子供は自分のものとして自由に処分するようになる。これでは財産は孫まで残らない。

 

「孫にしっかり残してくれ、代々続けてきたから護ってくれ」というと相続した子供は自分の財産でなく、次の代に残す物と考えて自由に処分しないのでないか。

 

今の時代そんな甘くはないし、子供も結婚しないし、と言われそうですが、農業だけでなく代々事業を行っている方はそのような方が多くみえます。そのように考えるから代々続くのか、代々続いてるからそのように考えるか、これが問題なのですが。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.27更新

10年前にお客様の社長が亡くなりました。
その時の相続人である次男の方が、米国女性と結婚し居住も米国で10年間も米国でした。遺産分割協議書のサインを貰うのに、米国の日本大使館などの書類の準備など結構大変でした。こんな事はあまりないと思っていましたが、最近事務所の中を調べてみるとたくさんありビックリしています。

 

最近多い国際投資だけでなく、海外に移住する人もいますし、国際結婚をして外国人を妻に持つ人、海外に行って結婚してそのまま海外に住む人等、私どものお客様の中でもビックリするくらい多くなっています。以前は国際投資でもすごいと思ってしまいますが、いまは一般的に増えています。ドル建てやユーロ建てで債券や株式を購入したり、ファンドを持ったりする人も増えました。海外に不動産を持つ人もいて相続になった時にその不動産の評価額算定で苦労した事があります。

 

最近もありましたが海外では日本のように評価額が簡単に算定されないし、時価を出そうと思っても不動産鑑定士のような制度がなかったりで、税務申告上も一苦労でした。ドル建て生命保険を契約したり、法人ではいろんなものが円以外での投資が行われています。

 

それよりもビックリしているのは、会計事務所のお客様の実態を調べてみるともの凄く関係者がいます。相続人である子供や孫までを調べると、独身で留学や仕事で海外居住の人、外国人と結婚して海外居住の人、日本国籍を離れた人、日本に住んでいますが外国人と結婚して配偶者がまだ日本の国籍を持ってない人、配偶者が日本国籍を取得した人、結構外国人と結婚している人がいました。これら外国人の方に家系が大事とか、先祖を護れとか言っても難しいのは仕方ないとして、現実にどんどん家が潰れていくのが見えて来ます。

 

例えば、外国人と結婚して子供さんが2名いて、親より息子の方が先に亡くなっている方もいました。相続人が先に亡くなった場合は、代襲相続と云う制度となります。現実問題一体どうなってしまうのか。まだ親が亡くなってないから現実化してませんが、米国人の孫が2名、母親も米国在住だから日本に来る予定なし、相続はどうなるのか心配になります。同族会社の高額な自社株があり考えると大変です。

 

また老後は海外移住をしたいという方もいて、相続はどうなってしまうのかとても心配になってきました。国際相続は、まず国により相続の仕組みが違います。財産の評価や名義変更その後の現金化も難しく、相続税の計算も国内だけの問題でなく各国で違うし、外国籍の子供がいる場合の代襲相続等もあり得ます。妻が外国籍で夫が亡くなるが親が日本人等々、現実はどんどん複雑化してきます。こんな事考え出したらとんでもなく広がってしまい、今後相続については勉強量が半端でないとビックリしています。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.27更新

10年前にお客様の社長が亡くなりました。
その時の相続人である次男の方が、米国女性と結婚し居住も米国で10年間も米国でした。遺産分割協議書のサインを貰うのに、米国の日本大使館などの書類の準備など結構大変でした。こんな事はあまりないと思っていましたが、最近事務所の中を調べてみるとたくさんありビックリしています。

 

最近多い国際投資だけでなく、海外に移住する人もいますし、国際結婚をして外国人を妻に持つ人、海外に行って結婚してそのまま海外に住む人等、私どものお客様の中でもビックリするくらい多くなっています。以前は国際投資でもすごいと思ってしまいますが、いまは一般的に増えています。ドル建てやユーロ建てで債券や株式を購入したり、ファンドを持ったりする人も増えました。海外に不動産を持つ人もいて相続になった時にその不動産の評価額算定で苦労した事があります。

 

最近もありましたが海外では日本のように評価額が簡単に算定されないし、時価を出そうと思っても不動産鑑定士のような制度がなかったりで、税務申告上も一苦労でした。ドル建て生命保険を契約したり、法人ではいろんなものが円以外での投資が行われています。

 

それよりもビックリしているのは、会計事務所のお客様の実態を調べてみるともの凄く関係者がいます。相続人である子供や孫までを調べると、独身で留学や仕事で海外居住の人、外国人と結婚して海外居住の人、日本国籍を離れた人、日本に住んでいますが外国人と結婚して配偶者がまだ日本の国籍を持ってない人、配偶者が日本国籍を取得した人、結構外国人と結婚している人がいました。これら外国人の方に家系が大事とか、先祖を護れとか言っても難しいのは仕方ないとして、現実にどんどん家が潰れていくのが見えて来ます。

 

例えば、外国人と結婚して子供さんが2名いて、親より息子の方が先に亡くなっている方もいました。相続人が先に亡くなった場合は、代襲相続と云う制度となります。現実問題一体どうなってしまうのか。まだ親が亡くなってないから現実化してませんが、米国人の孫が2名、母親も米国在住だから日本に来る予定なし、相続はどうなるのか心配になります。同族会社の高額な自社株があり考えると大変です。

 

また老後は海外移住をしたいという方もいて、相続はどうなってしまうのかとても心配になってきました。国際相続は、まず国により相続の仕組みが違います。財産の評価や名義変更その後の現金化も難しく、相続税の計算も国内だけの問題でなく各国で違うし、外国籍の子供がいる場合の代襲相続等もあり得ます。妻が外国籍で夫が亡くなるが親が日本人等々、現実はどんどん複雑化してきます。こんな事考え出したらとんでもなく広がってしまい、今後相続については勉強量が半端でないとビックリしています。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.25更新

同業者の本をお勧めします。
「日本一わかりやすい「親が読む」相続の本」 公認会計士・税理士の五十嵐明彦先生が書いた本です。全国のコンビニで売っています。

 

まずこれで相続の概要が分かります、そして出来るところから進めれば、一冊終わると大体相続対策が出来るようになっています。この本の素晴らしいところは、右ページに説明が書いてあり、左ページに書き込みが出来るチェックシートになっています。だから項目毎に進んでいけますので、ゆっくりと理解しながら進めます。是非1度手にとって戴くとよいと思います。

 

私のこのブログは兄弟仲良く代々家が続くためにはとか、親の七光りとか、親の因果が子に報いとか、先祖を護れというものですので、是非、五十嵐先生の具体策と私の心の問題とを一緒に活用して戴ければと思います。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.25更新

同業者の本をお勧めします。
「日本一わかりやすい「親が読む」相続の本」 公認会計士・税理士の五十嵐明彦先生が書いた本です。全国のコンビニで売っています。

 

まずこれで相続の概要が分かります、そして出来るところから進めれば、一冊終わると大体相続対策が出来るようになっています。この本の素晴らしいところは、右ページに説明が書いてあり、左ページに書き込みが出来るチェックシートになっています。だから項目毎に進んでいけますので、ゆっくりと理解しながら進めます。是非1度手にとって戴くとよいと思います。

 

私のこのブログは兄弟仲良く代々家が続くためにはとか、親の七光りとか、親の因果が子に報いとか、先祖を護れというものですので、是非、五十嵐先生の具体策と私の心の問題とを一緒に活用して戴ければと思います。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.21更新

最近一人暮らしの高齢者や老老介護の夫婦が、誰にも看取られなくて餓死してたという記事を目にします。この日本で餓死して何日かしてから発見されるのが増えてきたという事は、驚きだけでなくとんでもない社会になってきたと思う。

 

家族や兄弟の絆が切れたら人間はどう生きていくのか、命の尊厳は一体どうなってしまったのか。
いままで人生の殆ど全てを仕事をして子育てをしてきたと思われます。
そして子供が独立をして親を捨て、兄弟喧嘩をしてみんなバラバラになる。
最後に残ったのは毎日の不安、年取って身体も思うように動かず、病気になれば買い物も食事の支度すら出来ない。自治会や民生委員の奮闘も限界。
ボランティアや善意に頼るのも限界だし、この善意の方々だけに負担をかけている、
自分だけよければ良いと思う人が増えている。

 

「冷酷な自己責任社会の悲劇」と新聞のタイトルにある。
本当に自己責任なのだろうか、弱者が護られない社会はまさに弱肉強食の恐ろしい社会なのだ。
昔が良いとは言えないが、どこか狂ってきた日本ではなかろうか。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.21更新

最近一人暮らしの高齢者や老老介護の夫婦が、誰にも看取られなくて餓死してたという記事を目にします。この日本で餓死して何日かしてから発見されるのが増えてきたという事は、驚きだけでなくとんでもない社会になってきたと思う。

 

家族や兄弟の絆が切れたら人間はどう生きていくのか、命の尊厳は一体どうなってしまったのか。
いままで人生の殆ど全てを仕事をして子育てをしてきたと思われます。
そして子供が独立をして親を捨て、兄弟喧嘩をしてみんなバラバラになる。
最後に残ったのは毎日の不安、年取って身体も思うように動かず、病気になれば買い物も食事の支度すら出来ない。自治会や民生委員の奮闘も限界。
ボランティアや善意に頼るのも限界だし、この善意の方々だけに負担をかけている、
自分だけよければ良いと思う人が増えている。

 

「冷酷な自己責任社会の悲劇」と新聞のタイトルにある。
本当に自己責任なのだろうか、弱者が護られない社会はまさに弱肉強食の恐ろしい社会なのだ。
昔が良いとは言えないが、どこか狂ってきた日本ではなかろうか。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.19更新

そのとき放った兄の言葉
我が家は6歳と4歳の男の子が二人。
弟は自閉症で、週に数回通所施設を利用している。
今日のタ方、兄弟で社宅の公園で遊んでいたら、小学生くらいの子が、「お前の弟、○○園に行ってんだろ。あそこはできない子が行く幼稚園だってママが言ってた。チョー恥ずかしいの!」とからかった。私は一瞬頭の中が真っ白になった。だけど上の子は涼しい顔で言い返した。

 

「はずかしいっていうのはね、小さい子をいじめたり、ごはんをそまつにしたり、うそをついたりすることなの。○○園でがんばるのは、はずかしくないの」
そう返したのだ。
ゴメン、母は泣きそうになった。
お兄ちゃん、ずっと仲良しの兄弟でいてね。

 

この話はお客様から送られてきたもので作者不明です。作者など詳しい事は書いてありませんでしたが、心に響きましたので引用します。

 

これが本当の幸せなんだ、護ったり護られたり、こんな人間関係が人生の最も大事な事で、お金ではないんだと。いまの相続は法定相続割合で均等に権利があると言うところから始まるので、こんな優しい気持ちはどこかに飛んでってしまう。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.19更新

そのとき放った兄の言葉
我が家は6歳と4歳の男の子が二人。
弟は自閉症で、週に数回通所施設を利用している。
今日のタ方、兄弟で社宅の公園で遊んでいたら、小学生くらいの子が、「お前の弟、○○園に行ってんだろ。あそこはできない子が行く幼稚園だってママが言ってた。チョー恥ずかしいの!」とからかった。私は一瞬頭の中が真っ白になった。だけど上の子は涼しい顔で言い返した。

 

「はずかしいっていうのはね、小さい子をいじめたり、ごはんをそまつにしたり、うそをついたりすることなの。○○園でがんばるのは、はずかしくないの」
そう返したのだ。
ゴメン、母は泣きそうになった。
お兄ちゃん、ずっと仲良しの兄弟でいてね。

 

この話はお客様から送られてきたもので作者不明です。作者など詳しい事は書いてありませんでしたが、心に響きましたので引用します。

 

これが本当の幸せなんだ、護ったり護られたり、こんな人間関係が人生の最も大事な事で、お金ではないんだと。いまの相続は法定相続割合で均等に権利があると言うところから始まるので、こんな優しい気持ちはどこかに飛んでってしまう。

投稿者: 税理士法人あけぼの

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