家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2018.05.30更新

不動産の維持管理から契約関係など自分たちで出来ることは全て行っていることから、この業務部分を不動産管理会社を設立し個人から法人に移しました。

不動産管理会社の出資者は長男と長男の嫁、会社に利益を内部留保させることで事業主の財産は増えず相続対策となります。

 

また会社の内部留保の利益は株主のものですから、贈与税を払わずに長男と嫁の財産が増えることになります。
また事業主の所得税が40%になっていますので、法人税の税率15%となればこれまた大きな節税となります。そして嫁を専従者を外し不動産管理会社の社長にして役員報酬を取ることにします。


また法人設立2期目までは消費税が免税業者となりますので、貸店舗など消費税の対象の部分の節税も行えます。少し時間を掛け不動産管理会社を不動産所有会社にすることも考えています。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.05.20更新

事業内容を調べてみると不動産管理会社に多くを任せるのではなく、自分たちで賃貸業務の出来ることはやるという事であり、大家に利益が残る仕組みとなっていました。その分妻や嫁の仕事はありますので当然専従者給与はそれなりの額を支払っても問題がありません。事業主の所得税率が1800万円超となりますから40%になっています。これを専従者給料を出す事により妻や嫁の所得税率が330万円以下で10%になります。

これだけでも税率の差が30%となりビックリするくらい節税が出来ます。


また専従者給与は給与所得控除がありますので、その分は全く課税されず30%分がまるまる節税となります。

したがってまず妻の専従者給与の金額を増加しました。
そして長男の嫁は働いているにもかかわらず、夫の配偶者控除を受けたいがために専従者になっていないのを専従者の届出をして給料を取ることにしました。
これでもビックリするくらいの節税となりました。
次には不動産管理会社を設立します。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.05.10更新

新規関与先の所得分散の検討は時間を掛けてじっくり行っています。

アパートや貸店舗の家賃収入は多く、利益である所得も2500万円ありました。事業主である本人の妻と、長男の嫁が不動産管理会社との交渉や契約関係と建物などの維持管理を行っていました。

 

業務の内容からするとそれなりの専従者給与を支払っても良い状態でしたが、前年までは専従者給与は所得税額のでない範囲で年間約100万円、長男の嫁については夫の配偶者控除を受けたいから専従者給与はゼロで払っていませんでした。これでは事業主の所得が多額となり所得税も多く払い、所得が多くなる分財産が増え、結局相続税もどんどん増えることになります。

 

この様な場合は所得を分散させることで所得税を下げるだけでなく、その結果財産が事業主に蓄積されず、相続税対策にもなるのです。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.05.01更新

確定申告や母親の葬儀などでバタバタしていたらブログの更新が大変遅れてしまった。
コンスタントにブログを更新するのはなかなか難しいと実感しました。
確定申告を振り返ってみると、毎年確実に残業時間が減ってきている。

若いスタッフの実力が上がってきたのと、納税者もなれてきて必要書類をスムーズに準備してくれるお陰です。


相続対策をしているお客様の確定申告は、所得分散をどうするかが大事です。

不動産所得が多い方がその所得税をどう分散するかの節税と、所得移転により相続財産を増やさなくするのがポイントです。最近新規関与となったお客様の相続対策は、この所得分散でビックリするほど節税になりました。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.02.23更新

誰に連絡をするかです。エンディングノートには誰に連絡をするかという項目がありますが、母親は早く逝きたいと言っていたものの、葬儀の為の準備は何もしていませんでした。
同居する長男ですらそこまで具体的な準備をしてなく、亡くなってからどこに連絡をするのかが困りました。親戚で日頃の付き合いの有る人、親戚で冠婚葬祭だけの人、母親の実家の兄弟や甥姪、長男を始めとする子供たちの配偶者の親戚関係、すでに亡くなっている父親の親戚関係、町内の仲良くして戴いていた方のご家族、カラオケや絵手紙などの趣味の仲間、敬老会の関係者、ご近所様と町内関係者、子供や孫達の会社の関係等々。どこまで連絡するかが問題でした。
子供や孫の仕事関係まで連絡すると大変な事になります。

今回は葬儀会場を家に近いところと言うことで広さに制限がありました。
従ってその数を測りながらの連絡です。そして通夜返しと香典返しの数、食事の数や斎場までの車の手配など確定しなければならないことが、一気に押し寄せてきます。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.02.19更新

人を呼ばない、家族だけでする等の「お金」を判断基準にする人がいますが、残された「故人の知り合いの方の心」はどうなってしまうか。


今回は近所の方が気安い近い場所で、誰でもお別れが出来て心の整理がつくようにという配慮をしました。93年間大勢の方にお世話になりました。その方々の心の中に母親のイメージがあります。
葬儀に参加する全ての人々に心の区切りをつけるお別れと、自分や自分の家族もいつか死ぬのだ。心して死の準備をし、今を精一杯生きるのだ。そして極楽浄土に行く準備もしっかりとするのだと言うことを自覚するのが葬式なのです。


だから葬式にはなるべく参列すべきであり、また喪主は誰でもが参加出来る受入準備をすべきと思います。お金はかかりますが知り合いに「死の用心」を教えるためです。


正月から「死の用心、死の用心」と京都の町を練り歩き、「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくも有り めでたくも無し」と読んだ一休さんの心が分かるような気がします。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.02.15更新

今回は突然亡くなったので事前の準備は出来ませんでした。一般的には医師から危篤と言われたらもうあぶないといって葬式費用を準備します。勿論子供達が亡くなりそうな親のお金を当てにしないなら良いのですが、多くは親の預金を当てにします。
葬式代くらいを事前に引き出しておかないと、イザ亡くなってからでは預金は引き出しが出来なくなってしまうからです。朝早く亡くなり、銀行にそのことが分からないうちに引き出すことは出来ますが、銀行に知れると引き出しストップになります。
時々亡くなる前に引き出した現金は相続税がかからないから、早めに引き出した方が良いという人がいますが、そんな事はありません。預金通帳を少なくとも3年前まで遡りその内容をチェックします。その時に引き出し理由を全て確認しますので相続税の対象になります。

 

葬儀費用は、一般的には葬儀社に払う通夜の食事から葬式費用と三日七日の法要の費用、食事代から引き物まで、お寺様の葬儀のお礼から戒名費用まで、香典返しは参列者の人数、後日忌み明けのお返しなど。一気に支払が発生します。
日頃準備しておかないと困ることにもなります。物論その程度はいつも手元に有りますという方は安心ですが。
こう考えると香典をみんなが持っていくという風習は、準備できていない人にとっては大変助かる事になります。イザと云うときの互助会的な性質も有ります。最近ではご辞退しますと言われることもありますが、これが蔓延すると「香典があったから葬式できた」というひとが困るような気がします。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.02.13更新

ネットで「死んだらお終いか」と知恵袋で尋ねてみると、殆ど「あたりまえ、当然、お終いですよ、死んでみないと分からない、証明できない等々」の回答がある。
その他の検索を見ても殆ど同じ。来世があると云うのは「宗教」であって「科学的」ではないと言うことになっています。


しかし天外 伺朗著の「ここまで来た「あの世」の科学」という本を読んでみると、世界の科学者はあの世があるのが当たり前であり、宇宙のしくみを解明すればするほど宗教に近づいていく、日本人だけが遅れていると書いてあります。


相続対策を財産分割や節税対策だけでなく、根本を残された故人の家族や子孫の幸せのことを考えれば考えるほど、人間の本質と親や先祖のあり方を考えざるを得なくなる。
現実に自分の母親が亡くなったとき、相続は財産分割よりも大事なことが有るように思う。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.02.08更新

今まで色々なお葬式に参列しましたが、葬式のは故人が極楽浄土に行く為の儀式をしているようです。そしてその儀式が終われば僧侶の方が「これで故人も浄土に行かれたと思います」と言っていたが、ちょっと心配になる。
言ったと思いますというのは想像でしかないではないか、浄土に行って欲しいから葬式の儀式をするのに、行ったかどうか分からなければ心配になってしまう。
とは言え今時こんな事を言う人はいないようです。日本人の多くの人が人間は死んだら終わり、魂なんか無いと考えているようです。だから遺産分割の方法だけしか書いてない遺言書や、財産のことしか考えない相続対策が溢れているのです。


もし霊魂があってどこへ行くかとか、自分が死んだときに極楽浄土が有るのなら行きたいとかの思いがあれば、それこそ子供達に言っておかなければ死後の世界が恐くて仕方がない。
以前から何度も言っているように、代々続いている家は先祖をキチンとお祀りしているのは意味があるように思えてきます。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.02.05更新

仏教の十界のように細かく別れている世界もありますが、キリスト教やイスラム教も地獄があるとされています。地獄と天国しかないかは色々調べるとその中にも段階があるようで、やはり生きている時の行いによって行く場所が違っているようです。

 

となればどうすれば少しでも良い処へ行けるかが問題となります。
もし本当に来世があるとすれば、来世どこへ行くかを例えば大学受験と考えればやはり良いところへ行きたいと思います。良い大学に行くためには受験勉強が要りますが、生前母親は受験勉強というか、良い処へ生まれ変わりをする為の準備はしたのかが心配になります。

 

もし人間界を高校とすれば、高校の3年間でクラブ活動や生徒会活動、彼女や友達の楽しい語らいは受験勉強には直接関係が無い、部活の推薦入学は部活そのものが受験勉強とみなされるので別格。

人間界でお金儲けをして、社長や会長になり、名誉職をいっぱい持ち、毎日美味しいものを食べるなどの人間の楽しみは大学受験としたら一体どうだろうか。

死んだらお終い、お金も地位も名誉も、愛する家族も全てこの人間界に置いていくのである。
私の母親は良い処という佛の世界、極楽浄土や天国に行くための受験勉強をしていたのだろうか。
子供として何か受験を応援することは出来るのかが問題となったのです。

投稿者: 税理士法人あけぼの

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